CADが3Dになってからというもの、データ量の膨張に歯止めがかかりません。
要るのか要らないのかわからない、誰が作ったのかもわからないデータがてんこ盛りの無法状態。
誰も見ない数百MBのMOV動画ファイルなども保存されている始末。
(せめて、mp4などに圧縮して下さい。お願いします。)
昔の漫画に出てきたメガネの風紀委員のような取り締まり官でもいない限り、何ともなりません。
![](https://mozhe-heizou.com/wp-content/uploads/2021/10/message_hairanaidene1-2.png)
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自動設定したはずのバックアップが取れていない
発見のきっかけは日付の無いファイル
ある日、久しぶりにファイルサーバーの画面を見ると、中央に日付の値が0であるというメッセージが。
バックアップソフトからのお知らせです。
MS-OfficeのOutlookでメールを受信して、添付ファイルをそのままドラッグアンドドロップで保存すると作成日が4501年になったり0になったりするそうです。
このファイルも多分そうなんでしょうね。
バックアップは、USB接続の外付けHDD2台の中に保存するようにしています。
その中のフォルダを確認すると、最新のフォルダは1週間前・・・
ということは、バックアップが1週間前されていない!
上記のエラーが出たので、バックアップ作業自体を中止した模様。
差分バックアップ※を指定しているので、日付が無いと新しいかどうかがわからないのでしょうね。そのファイル以外はバックアップしてくれてもいいのにね。
※差分バックアップとは
全部コピーするのはフルバックアップと言いますが、大変時間がかかります。
保存するために膨大なスペースが必要になり、現実的ではありません。
そこで、前回から変更のあったファイルだけを選んでコピーするのが、差分バックアップといいます。
外付けHDD自体は動いているっぽい
外付けHDDの故障かなと思いましたが、いくら何でも2台同時に故障しませんよね。
(ソニータイマーじゃないんだから。)
電源ランプも点いてるし、ケーブルを抜き差しするとアクセスランプも反応します。
サーバー機側の問題なのかな?
![](https://mozhe-heizou.com/wp-content/uploads/2021/10/computer_server_chara3_bad.png)
USBポートが機能していない?
USBメモリも認識しない
試しにUSBメモリを差し込んでみました。反応しません。
やはりサーバー機のUSBポートが壊れたか?
![](https://mozhe-heizou.com/wp-content/uploads/2021/10/usb_hand_memory.png)
デバイスマネージャで見てみると黄色いびっくりマーク
デバイスマネージャで確認すると、デバイス名のところに黄色いビックリマークが付いています。
機能していないのは分かりましたが、機械的は故障なのかドライバの不具合なのかはわかりません。
更新前のサーバーと同じくドライバソフトの不良かな
このサーバー機を使う前は、USBが2.0の機械を使っていました。
2.0の転送速度が遅いので、拡張バスにUSB3.0のポートを持ったカードを増設して使用していました。
このドライバソフトが曲者でして、付属のバージョンではシャットダウンが出来なくなるんです。
しかし、チップメーカーのサイトから最新バージョンをダウンロードしてみると、認識しない。
困ったものです。
最終的に両方をインストールした状態で、デバイスマネージャのドライバーの更新を使います。
一旦古いバージョンに戻してから新しいバージョンにすると動作することが判明。めでたし、めでたし。
・・・とはいきませんでした。サーバー機を再起動すると認識しないんですね。
再起動後にケーブルを抜き差しすると認識できました。
再起動後は、必ずケーブル抜き差しです。
![](https://mozhe-heizou.com/wp-content/uploads/2021/10/computer_usb_sasaranai.png)
今回もこれと同じでドライバの不具合かとも思いましたが、数日前まで動いていたのになんでだろう?
原因はUSBドライバソフトのアップデートみたい
そういえば、あの時と同じなのかな?
半年ほど前、測定機を制御するPCがUSBで接続された測定機を認識できなくなっていました。
ケーブルを抜き差ししても、起動する順序を変えてみてもダメでした。
原因究明が行き詰ったときには、原点に戻って考えましょう。
最近の変化点を探しました。
変化点
測定機の制御ソフトが不具合対策でアップデートしました。
元のソフトに戻すと、不具合も元にもどってしまいます。
もどせません。
ローカルセキュリティポリシーの設定を緩めると
もう一つありました。
変化点その2
情報漏洩対策で、新しいUSBメモリなどが接続されても認識できないようにしたのでした。
ローカルセキュリティポリシーで禁止した項目の設定を緩めると、無事に測定機は認識されました。
セキュリティ対策があだに
会社上層部からの通達でUSBメモリの使用が禁止に
情報漏洩対策が求められている世間の雰囲気に合わせて、近い将来にUSBメモリなどは承認受けた物以外は禁止されるということでした。
それならと、前もって対策をしていました。
上記で述べた ローカルセキュリティポリシー での設定です。
![](https://mozhe-heizou.com/wp-content/uploads/2021/10/computer_lock_usbmemory.png)
ドライバアップデートで新しいデバイス扱いになる?
しかしまあ、なんですね皆さん。
まだまだ知らないことばかりです。今まで使っていたデバイスでも、ドライバソフトをアップデートしたら、新しいデバイスと思われて認識されなくなるんですね。
知りませんでした。
![](https://mozhe-heizou.com/wp-content/uploads/2021/10/mark_2_0.png)
結論: セキュリティポリシーでの禁止は現実的でない
自分の使っているPCなら、ドライバアップデートのたびにセキュリティの設定を変更すればよいです。
ですが、主に他の人が使っているPCについてはそうはいきません。
突然動かなくなったら、故障させてしまったと勘違いしてパニックに至る人もいます。
禁止設定は、やめておいた方がよいと思います。
![](https://mozhe-heizou.com/wp-content/uploads/2021/10/computer_kowasu_woman.png)
以上、参考になればうれしいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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